田七人参は効果なし？効果・効能の真相
貴重な田七人参
田七人参は雲南省や広西省の限られた地域に生育し、それも人も住まないような厳しい高山にのみ生育する希少な植物です。
その栽培には一年を通じて温暖でしかも適切な湿度を必要とし、収穫までには3-7年もかかります。
直射日光を嫌うため日よけも必要ですし、開花すれば薬用成分が花に逃げないように花部を切り取る必要もあり、他の農作物と比べて田七人参の栽培は大変手間がかかります。
そのため中国では三七人参と呼ばれてお金にもかえがたい貴重な生薬という意味で金不換とも呼ばれ、ミャオ族などの民族薬として古くから使用されてきました。
ベトナム戦争では止血薬として使用され、現在では肝障害治療の伝統薬として有名な片仔廣の主成分であることから欧米や日本でも使用されるようになりました。
中国では漢方として貴重な田七人参。
日本国内では病気を治療するための医薬品という扱いではなく健康食品ですので、比較的簡単に手に入るようになりました。
効果・効能
田七人参の有効成分はサポニンです。
高麗人参にも含まれていますが、田七人参には高麗人参の約7倍のサポニンが含まれています。
サポニンは活性酸素を消去するスーパー・オキサイド・ディスムターゼが含まれていて、血液に直接働きかけてコレステロールや中性脂肪を排出し血液を綺麗にする働きがあります。
血液が綺麗になると、負担が軽くなった肝臓は元気を取り戻し、さらに血液環境を良くする好循環をもたらします。
さらにフラボノイド、ステロール、有機ゲルマニウム、鉄分、カルシウムなどのミネラル類、ビタミン、脂肪、タンパク質を含んでいます。
中でも特筆されるのが新種のサポニンであるパナキサトリオールです。
この成分は血液から筋肉への糖の取り込み量を増加させて高血糖を抑制する働きがあることが確認されています。
そのため、パナキサトリオールは食後の血糖値だけでなく空腹時血糖値にも効果があり、糖尿病患者に非常に有効とされます。
この効果は一時的ではなく、根本からの血糖値対策が期待できます。
つまり、様々な病気の原因である血液を健康にするのです。
田七人参の最大の効能は、血液を綺麗にして免疫力を高めることです。
生活習慣の乱れなどで血液がドロドロになると血液の流れが悪くなると血圧が高くなり、また高血糖や高脂血症状などの生活習慣病を引き起こすことになります。
さらに悪化すると動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気に繋がる可能性が高まります。
田七人参には血中の中性脂肪やコレステロールを分解し、吸収を妨げる働きがあり活性酸素を抑制する働きがあるので、血中の中性脂肪やコレステロールの吸収を阻害し活性酸素を抑制する働きから、生活習慣病の予防や改善効果が期待できるのです。
また、ストレスや疲労倦怠感の改善があったという報告もあります。
田七人参は中国では数百年に渡り漢方薬として重宝されてきましたが、日本では医薬品という扱いではなく、健康食品やサプリメントとして、簡単に手に入るようになりました。
もちろん、本物の田七人参が配合されるので、効果も漢方と変わりません。
ただし、漢方は漢方医によって、その人の症状や体質に合うように調合されるので、その点では効果は感じやすいかもしれません。
田七人参のサプリメントは副作用もなく、粒状・粉末状のものがあり、水やお茶で簡単にいつでも飲むことができるのでお手軽です。
田七人参の効能を知って効果的に取り入れよう
肝機能障害やストレスに対して効果を発揮すると評判の高い田七人参ですが、具体的な効能を理解しておくと更に便利です。
過去500年以上前から多数の人に利用されている、薬効性が高い植物として評価されています。
副作用のない田七人参ですが、具体的な効能としては、血糖値を下げる働きが期待できるといわれていることでしょう。
血液の中にある糖分を筋肉に運ぶ作用が期待できるといわれているため、多くの人が糖分を血液中に取り込まずに済むといわれています。
更に高血圧や高脂血症などの予防に対しても、効果を発揮するとされています。
実際に利用している人々の中には、中性脂肪やコレステロールなどに対して、血液検査で注意を受けた経験がある方もいます。
定期的に田七人参を取り入れることによって、中性脂肪やコレステロールなどをできる限り取り入れないようにしてくれる作用を実感している方も少なくありません。
更に、疲労回復や貧血などにも効果を期待できるといわれて、血液の流れを活性化してくれる作用が期待できます。
血液の流れを活性化させ、更年期障害や貧血にも高い効果も期待できます。
肝機能障害に対して期待できる効能は、血液中の中性脂肪やコレステロール排出など、高麗にんじんの約7倍含有されるという田七人参に豊富に含まれるサポニンの影響が大きいでしょう。
そのため、定期的に取り入れることによって、血液の流れをスムーズにしてくれるといわれます。
更にそれ以外の健康成分が豊富に含まれ、多くの人が愛用されるようになってきています。
効果を実感するには、継続的に取り入れましょう。
田七人参を摂るには基本的に漢方薬として利用している人が多かったのですが、最近ではサプリメントが増え、気軽にサプリメントで摂る人の方が多くなりました。
田七人参には健康に良いといわれる成分が多数含まれますが、効果の表れ方が緩やかなので、効果を実感するためには継続的に取り入れることが大切です。
効果を実感するまでに、止めてしまった方は「効果なし」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、継続的に摂れば、血液に関わる様々な病気に対しての悩みが、緩やかですが解決できると思います。
継続的に摂るには漢方以外のサプリメントなどでお手軽に摂る方法がオススメです。
サプリメントでは様々な他の有効成分も配合されているものもあるので、田七人参の高い効能も実感しやすく、体質に合った商品を選ぶこともできます。
漢方の方がよく効く、ということではありませんが、本場のように漢方で取り入れたいという方は漢方医といわれる専門の医師に相談して、どんな製品を取り入れたらいいのか、またどれくらいの費用でどれくらいの質のものが手に入るのかが分かり、七人参の効果効能にについて理解を深められて納得もできるので、興味のある方は、一度相談してみてもいいと思います。
また、高価な田七人参、無駄な飲み方をするともったいないので、あなたに最適な量や回数などの飲み方も確認してもいいでしょう。
ただし、費用面や購入のしやすさ、飲みやすでは、やはりお手軽なサプリメントがおすすめです。
このページへのリンクは下記タグをご利用ください。
- 広告
- 広告
