田七人参に含まれるサポニンがすごい!
田七人参のサポニンがすごい!
田七人参(でんしちにんじん)は、ウコギ科の多年草であり、中国では古来からお金では買えないほど貴重な秘薬として、扱われてきたモノです。中国の雲南省の限られた地域でしか、生育しないとされています。
そんな田七人参には、サポニンが豊富に含まれているほか、アルギニンやフラボノイド、ビタミンやミネラルといった多くの栄養成分が含まれています。
田七人参は、和名を「三七人参(サンシチニンジン)」といいます。
止血作用を持つ特有の成分である「デンシチン」が含まれており、中国では古来から、止血作用のある生薬として用いられてきました。そのほかの成分である、前述しましたアルギニンは、身体に活力を与える作用があり、フラボノイドは血管に働きかけ、サポニンやビタミン、ミネラルなどが複合的に作用することによって、本来の効果を発揮します。
田七人参のおもな健康効果については、肝機能の向上、免疫機能のアップ、生活習慣病の予防・改善、血糖値を下げる、血流改善などの効果が挙げられます。
田七人参という名前の由来については、薬用部分として用いられる根の部分が成長するまでに、約3年~7年かかるという理由から名付けられました。土地の栄養分をすべて吸収してしまうために、収穫後の10年間は、その土地は雑草も生えないほど、やせ細ってしまうといわれています。
特に、黒褐色をした田七人参は、固い石の塊のような外観でをしており、大きさが大きくなればなるほど、サポニンの量が多く含まれています。
田七人参は、薬用ニンジンの中でも、高麗人参や朝鮮人参よりも、はるかに有効成分サポニンの含有量が多いことで注目を集めています。
田七のサポニンの含有量は、約12%であり、高麗人参の3倍以上となっています。また、最近では、根や根茎だけでなく、細根、茎葉、花蕾なども総合利用されるようになっています。
草丈は30cm~60cmほどの人参であり、根は太く多肉質の円柱形でこぶ状の突起があります。光沢がある黒褐色の根となります。茎は直立して、分枝しません。
花期は6月~8月で、花は茎枝の先端に、放射線状に小さな花が多数つきます。
サポニンの成分は、ほとんどの植物が保有しているのですが、人参に含まれる含有量は、その中でも群を抜いています。また、サポニンの成分の中でも、人参に含まれるものは「ジンセノサイド」と呼ばれ、人参の種類ごとにそれぞれが持つジンセノサイドは異なります。そして、その含有成分の種類や含有量によって、効果・効能も異なってきます。
有効成分であるサポニンが、田七人参の働きを左右しています。現在では、健康効果が高く「金不換」とまでいわれた人参を、手軽にサプリメントで摂取することができます。
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